個人でやっている和本の製本屋さんて何やってるの?と訊かれても一言で説明するのは難しいです。
ホームページにもある程度載せましたが、少しずつ描き足すのにはHPはちと面倒なのでブログのページを使うことにしました。下の項目はブログのカテゴリーにリンクしてあります。
詳しい事はおいおい製本屋本人に語ってもらうとして、とりあえずブログ担当の私が簡単にうちでやっている仕事の紹介をさせていただきます。
西洋にはルリユールなどの製本の世界が確立されていて、日本でもわざわざ「製本」というとだいたい洋本の事だと思われています。日本の昔からの製本は、江戸時代までは経師屋さんの片隅で行われていたり、女性の仕事だったりと、製本屋という職業として独立してはいなかったようです。今でも軽視されがちな仕事ですね。
それはさておきうちでやっている仕事としては注文に応じて、和本のものと洋本のものと両方やっています。
たとえばHPにアップしたように貼り込み帳やたとうなどは和本(HP参照)(ブログの中「和本」)が向いていますし。
洋本(ブログのページ参照)の仕事ではこのようなものもできます。
また、和本、洋本ともに古い本の修理もやっています。これについてもまた新たに書いていく予定ですのでお待ち下さい。